軽油の性状を整理する
軽油の色・引火点・沸点・蒸気比重など、乙4試験で問われる性状を整理します。
今回は5つの記述から誤っているものを選ぶ設問を題材に、軽油の性状を整理します。
例題
次の軽油に関する説明のうち、誤っているものはどれか。
- 一般に淡青色に着色されている
- 引火点は、概ね45℃以上である
- ディーゼル油とも呼ばれている
- 沸点は、水より高い
- 蒸気は、空気より重い
正解は (1) です。軽油は一般に淡黄色または淡褐色の液体です。
軽油の一般的性状
| 項目 | 性状 |
|---|---|
| 別名 | ディーゼル油 |
| 色 | 淡黄色または淡褐色 |
| 臭気 | 特有の臭気がある |
| 引火点 | 概ね45℃以上(第二石油類・非水溶性) |
| 発火点 | 約220℃ |
| 燃焼範囲 | 約1.0〜6.0% |
| 沸点 | 水(100℃)より高い(200〜350℃程度) |
| 蒸気比重 | 約4.5(空気より重い) |
| 水への溶解性 | 溶けない(非水溶性) |
各選択肢の検討
| 選択肢 | 内容 | 判定 |
|---|---|---|
| (1) | 一般に淡青色に着色されている | ✕ 誤り。正しくは淡黄色または淡褐色 |
| (2) | 引火点は、概ね45℃以上である | ○ 正しい |
| (3) | ディーゼル油とも呼ばれている | ○ 正しい |
| (4) | 沸点は、水より高い | ○ 正しい |
| (5) | 蒸気は、空気より重い | ○ 正しい |
なぜ(1)が誤りか
軽油は、精製過程で得られる炭化水素の混合物であり、その色は一般に淡黄色〜淡褐色を呈します。「淡青色」という色は、軽油の一般的な性状としては当てはまりません。
まとめ
軽油は「ディーゼル油とも呼ばれる」「引火点は概ね45℃以上」「沸点は水より高い」「蒸気は空気より重い」という性状に加え、色は淡黄色または淡褐色である点を押さえておきましょう。